ここから切るの!?意外なバターの保存方法でおいしさキープ☆メーカー推奨方法とも比較してみた

こんにちは。家事コツ研究員のFumiです。バターの保存ってどうしていますか?便利な専用ケースもいろいろ登場していて、買うか迷っていたところ、気になる情報を見つけました!それが、SNSで話題になった、バターの切り分け&保存の新アイデアです。

これまで、バターは端から切って銀紙をくしゃくしゃにして箱に押し込んで保存していたのですが…。新しいバターの保存アイデアについて、メーカー推奨方法とも照らし合わせながら試してみました♪

SNSで話題の保存方法がこちら!銀紙ごとザクッ!

SNSで話題になった方法をまずやってみましょう。最初にバターを箱から出し、包んでいる銀紙は剝がさないまま、真ん中あたりで2つに切り分けます。

使いたい分だけ、切り分けたところから銀紙ごと切り取ります。ぐるりと周りについた細い銀紙は、使う時に剥がせばOK!

残った左右のバター塊は断面同士をくっつけます。こうすると表面が酸化せず、おいしさを保ちやすいのだとか。

しかし、すみません! 私は切り方がやや斜めだったようで、断面同士が「ぴったり」とは合わず…。内側をさらに少し削いで、なんとか合わせました。切る時の角度にはお気をつけて~!(汗)

バターの紙箱に戻し入れ、冷蔵庫で保存します。これで終了!

簡単で速いし、銀紙が乱れず見た目もスッキリでいいですね~♪これで本当に酸化が防げて、おいしさをキープできれば万々歳!

ということで、念のため、大手メーカーさんの推奨方法とも照らし合わせてみました。

メーカー推奨のバター保存方法では、銀紙や紙箱も活躍!

雪印メグミルクさん公式サイトの情報にある、バターの上手な保存方法を抜粋すると次の通りです。

【メーカー推奨!バターを上手に保存する方法】

・10℃以下で冷蔵保存するのが基本。
・残ったバターは銀紙やラップでしっかりと密着(空気にできるかぎり触れさせない)。
・銀紙などで包んでから、購入時に入っていた紙箱や密閉容器に入れて保存。
・においの強い食材と一緒に置かない。
・冷凍保存もできるが、おいしさの点ではおすすめではない。

この情報と照らし合わせると、先述のSNSで話題になった方法は理にかなっていますよね!

冷凍保存は味わいが変わるので「おすすめはできない」そうですが、冷凍もできるとやっぱり便利ですよね。最後に、冷凍保存のコツもチェックしてみました~。

バターの冷凍保存は、小分けが便利♪

バターの冷凍方法については、雪印メグミルクさんをはじめ、いくつかのサイトで紹介されていました。ポイントは、使いやすい大きさにカットして小分け冷凍することのようです。

例えば、5g、10g、50gなどと重さを量って保存しておけば、お菓子作りや料理にも便利。

バターを冷凍保存するときのコツは「ラップ+アルミホイル(またはバターの銀紙)+冷凍保存袋」でトリプル防御にあるみたい!

バターを酸化させる原因になる空気と光を遮断するためで、冷凍保存袋ではにおい移りも防ぐ、という仕組みです。小分けしたものは1個ずつラップで包み、空気を抜きます。

さらにアルミホイルで包みます。バターに付いている銀紙を使うなら、銀紙、ラップ順番の順番で包んでもOKです。そして冷凍用保存袋へ入れ、空気を抜いて口を閉めて冷凍します。これで半年ほど冷凍保存できるそうですヨ。

使うときは、大きなバターなら冷蔵庫で自然解凍を。トーストにのせたり、炒めたりするような小さなバターなら凍ったままで使えます。自然解凍後は再冷凍できず、2週間以内を使いきるのが目安のようです。

以上、バター保存についてSNSで話題の新アイデアと、冷凍保存方法を試してみました!

個人的には前者が断然好み。切って断面を合わせるだけなのですぐにマネしたくなりました~。バター保存で迷ったとき、参考にしてもらえたらうれしいです♪

写真・文/北浦芙三子 ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。

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