田中碧 1部昇格でもデュッセルドルフ退団へ…来季CL参戦シュツットガルトが興味

田中碧

ドイツ2部デュッセルドルフの日本代表MF田中碧(25)が今季限りで退団すると、同国メディア「FUSSBALL」が伝えた。

2部3位のデュッセルドルフは昇降格プレーオフ第1戦で1部16位で日本代表FW浅野拓磨のボーフムに3―0で勝利し、1部昇格にリーチをかけた。第2戦は27日(日本時間28日)に行われるが、同メディアは「田中はデュッセルドルフの要として活躍してきた。たとえ昇格しても日本人は次のステップに進みたいと考えている」とした上で「デュッセルドルフで広がっている多幸感にもかかわらず、日本人の計画は変わっていない」と指摘した。

すでに日本代表DF伊藤洋輝(25)らが所属し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場するシュツットガルトや同DF板倉滉(27)のボルシアMG、マインツが田中の獲得に興味を示している。契約期間は2025年夏まで残っており、移籍金は200万~300万ユーロ(約3億4000万円~約5億1000万円)の見込みという。

かねてCL出場を目標とする田中にはイングランド勢からの興味も伝えられている中、悲願のステップアップはかなうのか。

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