デゼルビ氏 チェルシー新監督の有力候補に浮上…まな弟子・三笘薫の去就にも影響か

ロベルト・デゼルビ氏(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのチェルシーの新指揮官に同リーグで日本代表MF三笘薫(26)の所属するブライトンを率いていたロベルト・デゼルビ氏が有力候補に挙がっていると、英紙「サン」が報じた。

チェルシーは今季限りでマウリッシオ・ポッチェティーノ監督と契約解除することで合意。来シーズンに向けて後任指揮官の選定を進めており、名将ジョゼ・モウリーニョ氏など4人に絞り込まれたと報じられている中、同紙は「来季に向けてポッチェティーノ監督の後任としてデゼルビを排除していない」と指摘。新監督候補としてリストアップされているという。

ブライトンで結果を出したデゼルビ監督には多くのビッグクラブが招へいに興味を示した。同紙は「このイタリア人監督は1年半の指揮を執った後にブライトンを去った。シーズン序盤は多くのトップチームの監督就任がウワサされていたが、成績不振でリバプールの候補から外れた。デゼルビの攻撃的で前線に立つスタイルはスタンフォード・ブリッジ(チェルシーの本拠地)で人気が出るだろう」と伝えた。

同紙によると、ブライトン退任前の契約解除金は1500万ポンド(約30億円)が、現在は補償金として500万ポンド(約10億円)の費用が必要とみられているという。デゼルビ氏がチェルシーの監督に就任することになれば、お気に入りでまな弟子となる三笘の去就にも影響は及ぶはずで、今後の動向が注目されている。

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