SixTONES・京本大我の単独初主演映画『言えない秘密』が、中国・上海で行われる第26回上海国際映画祭（6月14～23日）へ出品されることが決まった。現地でのレッドカーペットセレモニー、アジアプレミア上映の舞台あいさつには、主演の京本、ヒロイン役の古川琴音、河合勇人監督が参加する。併せて、サプライズ動画も到着した。
本作は、2008年に日本公開された同名の台湾映画が原案。台湾のみならず中国、アジア全域で、今なお絶大な人気を誇る大スターのジェイ・チョウが、初監督にして主演を務め、台湾アカデミー賞で作品賞含む3部門受賞、アジア圏内で爆発的大ヒットを記録、誰も予測できないミステリアスな展開が大きな話題を呼んだ純愛ラブストーリーだ。
日本リメーク版を手掛けた河合監督は、原案のもつノスタルジックな雰囲気を大切にしながら、設定を現代の日本に置き換え、青春時代に誰もが経験する淡く切ない恋を描いた。上海ではオリジナル版をより愛する中国の観客が本作をどう見るのか、その反応にも期待が高まる。
上海国際映画祭は、北京国際映画祭と並ぶ中国最大級かつ、中国国内で唯一の国際映画製作者連盟公認の映画祭。日本映画が多く選出される映画祭としても知られ、日本特集や特別上映会などが現地の観客に多大な人気を博している。
本作が上映される日本映画週間は、中国の映画ファンに長年愛されてきた日本のユニークな映画文化と映画を通じた日中文化交流をたたえるため、上海国際映画祭の正式イベントとして開催されており、日本の最新映画を中国で見ることができるとして注目を集めている。
本作の山田プロデューサーよりサプライズで伝えられた京本と古川は、驚きながらも大喜び。もともと「アジアの皆様に観て欲しいという気持ちは強くあった」という京本は「めちゃくちゃ嬉しい」とまず喜び、一方の古川は喜びながらも「オリジナルの人気を知っているので緊張もする。いい反応がいただけたら嬉しい」と反応。レッドカーペットセレモニーへの参加や、観客の前に立つことを告げられると、京本は「毎日（中国語の勉強の為に）家庭教師を入れたい」と語り、2人で、「時間があったら現地で美味しいものを食べたい、上海蟹？」等、上海行きに思いを巡らせていく。京本にとっても、古川にとっても、上海に行くのは今回が初めてということで、上海行きを心待ちにする様子がうかがえる。
映画『言えない秘密』は、6月28日より全国公開。
