敵地なのに大谷翔平グッズ販売「異例でクール」 売れ行き好調…責任者が明かす舞台裏

レッズ・チームストアのリテール監督責任者のアレン・ハーマンさん【写真:川村虎大】

大谷&デラクルーズのコラボグッズが発売「2人のユニコーン」

■レッズ ー ドジャース(日本時間25日・シンシナティ)

ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場した。レッズの本拠地、グレートアメリカンボールパークには2019年以来の訪問。チームストアには異例の“大谷グッズ”が販売されていた。

レッズの三塁側のチームストアを入ってすぐのところに販売されていたのは大谷と現在メジャートップの31盗塁を誇るエリー・デラクルーズ内野手のコラボグッズ。Tシャツ、ペナント、ボール、ピンバッチなどが販売されていた。それだけでなく「SHO-TIME」と書かれたドジャースグッズも。ビジターチームでは異例のことだ。

チームストアのリテール監督責任者のアレン・ハーマンさんによると、大谷のグッズを置くことは初めてだという。「ミルウォーキーとかカージナルスのように同地区のグッズを置くことはあってもね。だからとても異例でとてもクールなことだよ」と説明する。

実際に売れ行きは好調でレッズファンも大谷グッズを購入していくという。「LAのファンベースは巨大だし、事実としてここに2人のユニコーンがいる。ショウヘイは現在の野球界ナンバーワンプレーヤーで、若手ではデラクルーズだからね」。大谷の影響力は決してロサンゼルスだけではなかった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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