盛岡誠桜高校長に再処分 学生野球協会、監督ら3人も謹慎

 日本学生野球協会は24日の審査室会議で、日本学生野球憲章違反の疑いがある事象の調査報告を期限内にしなかったとして、盛岡誠桜高の附田政登校長(以前は部長を兼務)に25日から9月6日までの謹慎処分を科した。野球部監督ら3人も謹慎処分とし、6月4日までの報告を再度求めた。

 附田校長には4月10日から5月24日までの謹慎処分が下されていた。審査室によると、附田校長は最初の処分に対して不服を申し立てたが、新たな資料の提出などがなかったため棄却したという。

 他3人の謹慎処分は、監督が5月25日から9月6日、現在の部長と副部長は25日から6月21日まで。全ての指導者に報告を求めていたため、監督らも処分した。

 同校は2023年度の3年生部員による引退後の飲酒・喫煙、指導者の部員への暴言やハラスメントが疑われている。

© 株式会社岩手日報社