矢巾の応援アンバサダーに大江裕さん 「音楽のまち」アピール

高橋昌造町長(右)から委嘱状を受ける大江裕さん

 岩手県矢巾町は22日、町の魅力を発信する応援アンバサダーに演歌歌手の大江裕さんを委嘱した。所属事務所社長が同町出身という縁で、広報誌や交流サイト(SNS)などを通じ「音楽のまち」を広くアピールする。

 委嘱状交付式は東京・渋谷で岩手県の郷土料理を提供する「手づくりの味 藍」(佐々木正友店主=遠野市出身)で行われ、高橋昌造町長が委嘱状を手渡した。任期は2年。

 テレビ番組で人気を博した大江さんは昨年、師匠の北島三郎さんの元からクラウンミュージック(東京)に移籍。事務所の名郷根雅史社長は、首都圏の町出身者でつくるふるさと矢巾会長も務め、そのつながりから町秋まつりでも歌謡ショーを繰り広げた。

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