山下智久『コード・ブルー』の頃“芸能界引退も考えた”と明かす 4年前の独立についても語る

水10ドラマ『ブルーモーメント』に出演する“山P”こと山下智久さん(39)が、『めざましテレビ』の対談コーナー「The軽部真一」に4年ぶり2度目の出演。4年前に“独立”したことによる環境と心境の変化や、『コード・ブルー』1stシーズンの頃に悩んでいたという“芸能界引退”について、率直かつ素直に語ってくれました。
さらに、『ブルーモーメント』で共演中の後輩・出口夏希さんや水上恒司さんに、“いじられキャラ”として接しているワケとは!?

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山P 独立して環境も心境も変化 プロデュースにも挑戦「大活躍している後輩に楽曲提供」

4年ぶり2度目となった軽部アナとの対談に、『ブルーモーメント』を意識したブルーのジャケットで登場した山下さん。

この4年間で最大の変化が、“独立”。
以前と比べ、やらなければいけないことが何倍にも増えたといいます。

山下:
例えば「コンサートをやります」ってなったときに、予算をどれだけ最初に描いて作っていくのか、とか。

利益も出さないと回っていかないので、そういうことも含めて、以前、所属していた会社が「ちゃんとやってきてくれたなんだな」っていう感謝も大きくなりました。

例えば、ミュージックビデオを一つ作るにしても、予算がすごくかかる。

良いものを作るには、お金に対してちゃんと向き合わなきゃいけないっていうか、目を背けられないっていう現実が立ちはだかったというか。

「より良いものを作っていきたいな」っていう気持ちに切り替わりました。

俳優、アーティストとして活動する一方で、現在は会社の運営にも参加している山下さん。
さらには新たにプロデュースを手掛けることに。

軽部:(プロデュースをするのは)音楽ですか?

山下:そうですね。音楽です。

軽部:
まだ発表できる段階ではない?

山下:
まだだと思います。

軽部:
言える範囲だと、どういう感じ…?

山下:
僕が楽曲提供をさせていただいています。

軽部:
ご自分で作詞・作曲をして、ということ?

山下:
はい。ある後輩が「会いたいんですけど」みたいな。

軽部:
ある後輩。もう具体的な特定の?

山下:
そうですね、連絡がきたので。
「お願いします!」みたいな。

軽部:
それは僕が知っている人ですか?

山下:
ご存じだと思います。
大活躍しています。

軽部:
大活躍している!?

山下:
言いたいっすよ…

軽部:(笑)

山下:
「言わないで」と言われたことは言わないタイプの男だっていうことは覚えておいてください。

22歳の山Pが考えたプロポーズの言葉 22歳『プロポーズ大作戦』で初主演 めざましテレビで“生プロポーズ”も

山下さんは25年前の14歳の時に『危険な関係』(1999年)でフジテレビドラマ初出演。

その後も『カバチタレ!』(2001年)、『ロング・ラブレター~漂流教室』(2002年)、『ランチの女王』(2002年)と様々な作品に出演してきました。

2007年には『プロポーズ大作戦』でフジテレビ初主演。

山下さん演じる主人公が、長澤まさみさん演じる幼馴染に告白できないまま結婚式を迎え、過去に戻って未来を変えようとする胸キュンコメディですが、軽部アナはドラマ初回放送日の朝の『めざましテレビ』に山下さんが生出演した際のエピソードを振り返ります。

軽部:
めざましテレビに来てくださったんですけど、その時に何をやったかはさすがに覚えてないでしょ?

山下:
覚えてないです。

軽部:
プロポーズの言葉を考えてもらったんです。

山下:
へぇ!そうなんですね!

当時22歳だった山下さんは、『プロポーズ大作戦』ということで“理想のプロポーズの言葉”を披露していたのです。

軽部:
コチラです。
「お前といると落ち着くし安心する。大好きだよ!結婚しよう」。

山下:
ストレートですね!
22歳にしては頑張ったんじゃないですかね。

軽部:
これはじゃあ17年経っても「全然違うよ」っていう感じはしないっていうことですね?

山下:
そうですね。
やっぱり「安らげる時間を共有していきたい」っていう気持ちが強いと思うので。

軽部:“刺激”よりは“安らぎ”?

山下:
そうですね。

軽部:
僕は“刺激”なんですよね。

ここからなぜか軽部アナが自身のプロポーズの話を山下さんに熱弁。

山下:
じゃあもう…軽Pさんが猛アプローチ…

引き気味の山Pに、軽部アナが「すみませんどうでもいい話を長々と…」と謝り、現場は笑いに包まれました。

山P芸能界引退も考えたと明かす “芸能界引退も考えた”山Pの人生を変えた『コード・ブルー』との出会い

山下:
自分のこの仕事を続けて行こうかなどうしようかなと悩んでいる時期が『コード・ブルー』ファーストシーズンくらいの時だったんで。

『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の1stシーズン(2008年)当時、大学生だった山下さんは進路に悩み、芸能界引退も考えたそうです。
しかし、この作品との出会いで…

山下:やっぱり自分としてはすごく特別な作品ですし、あの作品を見てドクターやナースを目指したっていう方に実際にお会いさせてもらったりとか、間接的ではあるけど誰かの命を救うことが出来るぐらい、影響を持った仕事なんだということを認識させてもらって、それで今も走っていられるのかなというふうに思いますね。

またラブストーリーをやるなら「『プロポーズ大作戦』の2024年版」!?

どんな質問にも率直かつ誠実に答えてくれた山下さんに、どうしても聞いておきたかったことを聞きました。

軽部:
ラブストーリーをまたやってみようという思いはないですか?
40歳になろうという今の山Pのラブストーリーを見たいという人も大勢いると思います。

山下:
もう全然、求めてくださる方がいれば。

軽部:
どういう感じにしたいですか?

山下:
できればハッピーな方が僕は個人的にはありがたいなと思う。

なんなら『プロポーズ大作戦』の2024年版とか、やりたいなと思います。

最後に、その美しさ故に「人類の奇跡」とも呼ばれる山下さんに、軽部アナがこんな質問。

軽部:
自分の顔のどこが好きなんですか?

山下:
あんまりたぶん僕、自分に興味がない。

こんなこと言ったらアレなんですけど、オンエアとかも、あんまり見ないです。

軽部:
えっ、ドラマもですか?

山下:
1~2話ですね。
見るとやっぱり「もうちょっとここ こうしとけば良かったなぁ」とか「もっと俺ああやって出来たよなぁ」って絶対思うんですよ。
それがもう嫌なんですよ。

軽部:
僕は自分の番組 全部見ますよ(笑)。

(2024年5月14日放送 めざましテレビ「The軽部真一」より)

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