台湾の芸能人4人のダンスユニット「福島もも娘」が初来県 福島県の魅力発信や友好促進に継続的活動

記者会見で福島と台湾の架け橋になりたいと意気込む(左から)ルーシーさん、ファーファさん、ペイペイさん、峯岸社長=福島空港

 台湾の芸能人4人のダンスユニット「福島もも娘」が24日、初めて福島県内を訪れた。メンバーは福島県の魅力発信や、福島と台湾の友好促進に向け、継続的に活動に取り組む。

 福島もも娘は今後、月に10日ほど県内に滞在し、キッチンカーで各地を巡る。県内の魅力を交流サイト(SNS)で発信する。

 それぞれモモの品種の担当があり、今回来県したファーファさん(20)は「あかつき」、ペイペイさん(20)は「はつひめ」、ルーシーさん(23)は「まどか」となる。今後、アイゴウさん(19)も活動に合流する。

 ファーファさんらは福島空港着のチャーター便で降り立ち、同空港で記者会見に臨んだ。ラーメン、果物などの食や自然を楽しみにしているという。プロデュースした、サクラ・シスターズ(飯舘村)の峯岸ちひろ社長は台湾便の定期便化に向けた交流促進などを目標に掲げ、「福島と台湾を結ぶ友好の架け橋のような存在になってほしい」と述べた。24日は福島市役所で木幡浩市長、県庁で藤城良教観光交流局長らと面談した。

 今回の滞在では、相馬野馬追の宵祭りでキッチンカー出店やパフォーマンスをする。6月1日まで、飯舘村や会津地方、浪江町などを訪れる計画。郡山市の国際ビューティ&フード大学校とコラボし、衣装を考える時間も設ける。

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