韓国Kリーグ、2024-2025シーズンACL出場4チームがAFCライセンス取得 江坂任所属の蔚山HDなど

2024-2025シーズンのACLに出場する韓国Kリーグ勢4チームがAFCライセンスを取得した。

Kリーグを主管する韓国プロサッカー連盟は、2024-2025シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場権を確保した蔚山(ウルサン)HD FC、浦項(ポハン)スティーラーズ、光州(クァンジュ)FCと、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)出場権を確保した全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースが、AFCライセンスを取得したことを発表した。

蔚山はKリーグ1優勝、浦項はFAカップ(現コリアカップ)優勝、光州はリーグ3位を記録してACLE、全北はリーグ4位を記録してACL2の出場権を獲得している。

このため、4チームは今年9月から開催されるACLEとACL2に出場するため、AFCライセンスを申請し、韓国プロサッカー連盟は4チームを対象に、5月22日にクラブ資格審議委員会を開いた。

クラブ資格審議委員会は、クラブライセンス発給を発議する独立した機構であり、ライセンス申請チームがAFCクラブライセンス規定に基づいた基準を充足したかを評価し、発給可否を決める。

ACLライセンス発行基準は、「スポーツ」「施設」「人事及び行政」「法務」「財務」の5分野で構成されている。

クラブ資格審議委員会は分野別審査を経て、4チームがすべての基準を満たしたことを確認した。

特に、光州は光州ワールドカップ競技場がACLE開催競技場として承認され、全北は6月7日までに監督を登録することで、条件付き承認を得た。

これにより、4チームすべてがAFCライセンスを取得し、蔚山、浦項、光州がACLE、全北がACL2に参加できるようになった。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)左から全北のムン・ソンミン、蔚山の江坂任、浦項のオーベルダン、光州のチョン・ホヨン

なお、昨年からACL開催期間が既存の「春秋制」から「秋春制」に変更されたことにより、連盟はKリーグとACLの参加資格を付与するクラブライセンス審議を別途分離して実施している。

したがって、2025年シーズンのKリーグ参加資格を審査する「Kリーグライセンスクラブ資格審議委員会」は10月に開かれる予定だ。

(文=ピッチコミュニケーションズ)

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