愛猫の『信頼を失ってしまう』飼い主さんのNG行動3選 残念すぎる態度を改めるためには

1.大きな音をたてる

聴覚の優れている猫は、大きな音が苦手です。生活の中でいつも大きな音をさせていると、猫からの信頼を失ってしまいかねません。

大きな声を出すことも同様です。猫は、声が大きいオーバーリアクションな人が苦手といわれています。猫を構いたくて、つい大きな声を出して追いかけたくなりますが、それでは猫に嫌われるだけです。

また、大声で怒鳴って猫を叱るのはやめましょう。猫は恐怖を感じ、飼い主のことを「嫌なことをする人」と学習してしまう可能性があります。

2.しつこく構う

すり寄ってきたり、甘えてくる猫はかわいいものです。そんなときは、たくさんスキンシップをしてあげましょう。

しかし、常に猫がそれを望んでいるかというと、そうではありません。猫はもともと単独行動の動物ですから、ひとりで過ごしたいときもあるのです。ひとりになりたいときに、無理に撫でたり、抱っこしたりすると、嫌がられてしまいます。

寝ているときやごはんを食べているとき、グルーミングしているときなども、触りたいのをぐっとこらえて、見守ってあげて下さいね。

3.猫の嫌いな香りをつける

猫は嗅覚も優れているため、人間が感じるよりもずっと強くにおいを感じています。また、人間にとって心地よい香りでも、猫にはきついと感じることがあるのです。

香水や柔軟剤の香りがしていたり、たばこのにおいがする人も猫が敬遠するでしょう。それだけでなく、アロマの香りには、猫の健康を害してしまうものもあるため、注意が必要です。

猫からの信頼を取り戻すために

人間が、知らず知らずのうちに猫の信頼を失ってしまう行動は、意外と多いものです。猫との信頼関係を壊さないためには、猫の気持ちを考え、猫に合わせてあげることが重要になります。

猫の嫌がることはしない、それにつきますね。反対に、猫が自分から寄ってきたときは、遊んであげたり、撫でてあげましょう。

もちろん、それだけでなく、心をこめて日々のお世話をすることも、とっても大切です。ごはんの用意やトイレの掃除など、お世話をする人のことを猫はちゃんと見てくれていますよ。毎日の積み重ねが、猫との絆を深めることになるのです。

まとめ

今回は、愛猫の「信頼を失ってしまう」飼い主さんのNG行動について解説しました。

愛猫に安心して快適に暮らしてもらうためには、お互いの信頼関係が欠かせません。

そのためには、猫のことを知り、猫のペースに合わせてあげる必要があります。また、愛猫に優しい言葉をかけてあげたり、愛情を伝えてあげることも大切です。

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