タイガース・前田 5回無失点の好投で2勝目 チームは連敗ストップ

【ブルージェイズ2-6タイガース】@コメリカ・パーク

日本時間5月25日、5連敗中のタイガースは本拠地コメリカ・パークでのブルージェイズ4連戦の2戦目を迎え、6対2で勝利し、連敗を止めた。タイガース先発の前田健太は、ILから復帰し17日ぶりとなる先発マウンドで、5回74球4安打1奪三振の好投を披露し今季2勝目(1敗)を手にした。ブルージェイズ先発アレック・マノアは5回途中97球4奪三振6失点で2敗目(1勝)を喫した。

前田は初回、二死2塁のピンチをつくると4番ボー・ビシェットにヒットを打たれ2塁ランナーがホームに向かうも、右翼ケリー・カーペンターの好返球でホームタッチアウト。味方の好守に助けられピンチを切り抜けた。打線は、2回裏にコルト・キースがメジャー初本塁打(1号ソロ)を放ち先制。4回裏には連続ヒットと四球で無死満塁のチャンスをつくるとマット・ビアーリングの左中間への飛球を中堅ケビン・キアマイアーがエラーし、1点を追加。さらに、押し出し四球と内野ゴロの間の得点でリードを4点に広げる。続く、5回裏は、初回に好守を見せたカーペンターが7号2ランを放ち6対0とタイガースが試合を優位に進めた。

前田は初回のピンチ以降、2塁を踏ませない投球で5回を投げ切り、今季2勝目の権利を持ってマウンドを降りた。その後は、2番手ボー・ブリスキー、3番手ウィル・ベストが無失点投球を披露。9回表に連続ヒットからデービス・シュナイダー、アレハンドロ・カークのタイムリーで2点を返されるも、二死1・3塁のピンチの場面でジェイソン・フォーリーがマウンドに上がり、3球で打者を抑え11セーブ目をマーク。試合は6対2でタイガースが逃げ切った。

タイガースの連敗は5でストップ。前田は日本時間5月2日の対カージナルス戦以来となる今季2勝目となった。一方のブルージェイズは連勝とはならず、先発マノアは前回登板(7回無失点)のような投球を見せることはできなかった。

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