古くから親しまれてきた日本原産の山菜「ふき」。独特の香りやほろ苦さは、春ならではの味わい。そんなふきを使った副菜2品を、料理研究家の大庭英子さんに教えていただきました。
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ふきと油揚げの卵とじ
だしをきかせた上品な味つけで。
1人分201kcal
材料(2人分)
ふき……200g
油揚げ……1枚
だし……1カップ
【A】
みりん……大さじ2
砂糖……小さじ1
しょうゆ、塩……各小さじ½
卵……2個
作り方
❶ふきは、長さを2~3等分に切り、皮をむいて、鍋に入る長さに切る。
❷鍋にたっぷりの熱湯を沸かして塩小さじ1(分量外)を加え、ふきを2~3回に分けて入れる。細い部分は2分、太い部分は3分を目安に、ゆで上がったものから冷水にとって冷まし、水けをきって1㎝厚さの斜め切りにする。
❸油揚げは半分に切り、端から1㎝幅に切る。
❹鍋にだしを入れて火にかけ、煮立ったら【A】を加え、②、③を加える。再び煮立ってきたら、ふたをして弱火で4~5分煮る。卵を割りほぐして流し入れ、中火で半熟状になるように火を通す。
料理のポイント
ふきの炒めナムル
油と相性がよいので、さっと炒めると美味。
1人分73kcal
材料(2人分)
ふき……200g
ごま油……大さじ1
にんにく(みじん切り)……少々
長ねぎ(みじん切り)……大さじ2
【A】
だし……大さじ2
しょうゆ……少々
塩……小さじ⅕
こしょう、一味唐辛子……各少々
いり白ごま……少々
作り方
❶ふきは縦半分に切って3~4㎝長さに切り、皮をむく。鍋にたっぷりの湯を沸かして塩小さじ1(分量外)を加え、ふきを2〜3回に分けて入れる。細い部分は2分、太い部分は3分を目安に、ゆで上がったものから冷水にとって冷まし、水けをきる。
❷フライパンにごま油を熱し、①を入れて中火で炒め、にんにく、ねぎを加えて炒める。【A】を順に加え、汁けをとばすようにして炒め合わせ、ごまを加えて混ぜる。
※この記事は「ゆうゆう」2018年3月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
監修者
料理研究家 大庭英子
おおば・えいこ●料理研究家としてのキャリアは45年。食材の持ち味を生かし、身近な調味料を使って作る、食べ飽きない家庭料理には定評がある。また、ジャンルを超えた、圧倒的なおいしい料理には多くのファンが。『おいしい家庭料理の作り方』(学研プラス)、『68歳、ひとり暮らし。きょう何食べる?』(家の光協会)など、著書多数。