二転三転でチャビ解任のバルセロナ、フリック招へいが確実に

バルセロナ行きが確実視されるフリック氏[写真:Getty Images]

来季のバルセロナはハンジ・フリック氏(59)を新監督にスタートするようだ。

バルセロナでは今年1月にチャビ・エルナンデス監督が今季限りでの辞任を表明したが、ジョアン・ラポルタ会長の説得も相まって、4月に来季続投の運びに。だが、今月中旬にチャビ監督がクラブの財政事情に口を出すと、この発言が会長の怒りを買い、24日に退任が決定した。

二転三転しての監督交代となるバルセロナだが、チャビ監督が最初に辞任意思を示したタイミングから、フリック氏が後任として噂に。そして、このたびにチャビ監督が解任されると、元ドイツ代表指揮官を招へいしようとする動きが取り沙汰され、今や就任が濃厚視されるところだ。

そのなか、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は確定時の「Here we go」という決まり文句とともに、フリック氏のバルセロナ指揮官就任決定を主張。交渉はすでにまとまり、代理人のピニ・ザハヴィ氏が2026年までの2年契約を承認したという。

なお、フリック氏はバルセロナを率いるにあたり、スタッフとして2人のドイツ人アシスタントを連れていくようだ。

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