ヤンキースが4HRでパドレス粉砕 ダルビッシュは無失点記録途切れる

【ヤンキース8-0パドレス】@ペトコ・パーク

日本時間5月25日、今日から始まったヤンキースとパドレスの3連戦初戦は、ヤンキースが快勝を収めた。ヤンキースは初回、1番アンソニー・ボルピーの三塁打を足がかりに犠飛で1点を先制。さらに圧巻だったのは3回。2番フアン・ソトが14号2ラン、続く3番アーロン・ジャッジが16号ソロ、5番ジャンカルロ・スタントンが13号2ランを放ち、パドレス先発・ダルビッシュ有をKOした。その後も7番グレイバー・トーレスの4号ソロが飛び出し、ヤンキース打線は大量8得点を挙げた。ヤンキース先発カルロス・ロドンも好投で応え、6回無失点で6勝目(2敗)をマーク。ダルビッシュは2敗目(4勝)を喫し、防御率は1点近く跳ね上がって3.04となった。

ヤンキース自慢の長距離砲が炸裂した。ダルビッシュは初回のピンチではソトをインコースギリギリの見逃し三振、ジャッジを犠牲フライに抑えたが、2巡目もこのメジャー屈指のコンビを大人しくさせておくことはできなかった。ソト、ジャッジ、そして5番のスタントンに浴びた3本塁打は、30球場どこの球場でも本塁打になる”ノーダウター(文句なし)”の三発。このトリオが3人揃って本塁打を放つのは今季2度目、そしてジャッジとスタントンにとっては(プレーオフを含めて)通算41度目のアベック弾となった。

ヤンキースは今季36勝目を挙げ、勝率を.679とした(共にア・リーグトップ)。5月に入ってからは17勝5敗とさらに調子を上げている。ジャッジは5月に入ってから打率.391、OPS1.475と驚異的な打棒で、その快進撃を牽引している。3・4月は打率.207・OPS.754に終わった主砲に完全に火が付いたのは、ヤンキースにとって強烈な追い風となっている。

ダルビッシュが1イニングに3本塁打を浴びるのは、現地2022年6月2日のドジャース戦以来のこと。野茂英雄に並ぶ日米通算201勝と、自身・日本人先発ベストの25回連続無失点からの更新がかかったダルビッシュの先発だったが、今日は足踏みを余儀なくされた。

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