米歌手レディー・ガガがソーシャルメディアで炎上している。オミクロン株が猛威を振るっていた2022年のコロナ禍で、陽性だったにもかかわらず公演を行っていたことを告白したからだ。
ガガは23日、米ケーブル局HBOが放送した特別番組「ガガ・クロマティカ・ボウル」のインタビューで、パンデミックの最中、コロナ検査で陽性を診断されたものの、予定されていた公演を5回にわたり強行したと明かした。
問題の公演がいつだったかは言及しなかったが、22年7~9月に行われた「クロマティカ・ボウル」世界ツアーの間の出来事だという。ツアーには所沢・西武ドームでの2公演も含まれていた。
この発言を受け、SNSは即反応。コロナ禍で感染者がステージに立ち、他の出演者やスタッフ、観客に重大なリスクを負わしたなどとしてガガへの批判が殺到。中には「刑務所行きの所業」だと糾弾する声も上がった。
ガガを犯罪者扱いする向きには、「それは行き過ぎ」と指摘するSNSユーザーの声もあるが、それでも「とても自慢できる行為ではない」とガガの行為を批判した。
X(旧ツイッター)に投稿された映像でガガは、コロナ検査で陽性になったことを公演関係者全員に報告し、自身は公演を強行するつもりだが、不安ならば参加する必要はないと告げたと釈明。「ファンたちをがっかりさせたくなかったから」と説明した。