WTTコンテンダー太原2024＜5月21～26日／中国＞
25日、女子シングルス準々決勝で平野美宇（24=木下グループ／世界ランク13位）が石洵瑶（22=中国／同49位）をゲームカウント3-2で破り、準決勝に進出した。
石洵瑶が優勝した2016年の世界ジュニア選手権でのみ2度対戦しており、ともに敗れている平野。8年越しのリベンジを狙った。
まず緩急を付け、コースをずらして攻める平野が7-5とリードするが、ここからミドルを鋭くえぐる石洵瑶に屈して8-11で先制される。
平野はフォアハンドが決まらず、バックストレート攻撃も飛びつきでカウンターされ、2ゲーム目も6-11で落とす。
第3ゲームは平野が前陣での両ハンドドライブで11-8と取り返すが、次は先にミスが出て劣勢。しかし平野は5-10からフォアハンドを決め続け、13-11と大逆転でここも取る。
得点の度に声を上げ、自らを奮い立たせる平野。最終ゲームは2-5から平野がミドル攻めで5-5に追いつき、ストップからの4球目攻撃も決めて11-7とし、ゲームカウント0-2からの大逆転勝ちを果たした。
木原美悠（木下グループ）とともにベスト4入りした平野。準決勝では世界ランク4位の王芸迪（中国）と対戦する。
＜WTTコンテンダー太原 女子シングルス準々決勝＞
平野美宇 3-2 石洵瑶（中国）
8-11/6-11/11-8/13-11/11-7
