WTTコンテンダー太原2024<5月21~26日/中国>
25日、女子シングルス準々決勝で木原美悠(19=木下グループ/世界ランク22位)が伊藤美誠(23=スターツ/同9位)をゲームカウント3-2で下し、準決勝に駒を進めた。
世界卓球2024代表同士で、ともにラケットのバック面に表ソフトラバーを貼る速攻型の2人。今月のサウジスマッシュから間もない再戦となり、伊藤は連勝、木原はリベンジを目指す。
やや硬さが見られ、オーバーミスを繰り返す木原に対し、スムーズにプレーする伊藤。1、2ゲーム目はともに11-6で伊藤が連取する。
だが第3ゲームは木原がミドル攻めやロングサーブを決めて11-9で取り返し、4ゲーム目も木原がスケールの大きい攻撃で11-5で奪う。
木原は第5ゲームもミート打ち主体の鋭い攻めで伊藤をリード。伊藤も底力で8-8まで追いつくが、ここで攻めきったのは木原で、11-9として大逆転勝ちを果たした。
平野美宇(木下グループ)とともにベスト4入りした木原。次は世界ランク6位の陳幸同(中国)と対戦する。
<WTTコンテンダー太原 女子シングルス準々決勝>
木原美悠 3-2 伊藤美誠
6-11/6-11/11-9/11-5/11-9