シャビ監督解任のバルセロナ フリック氏が後任有力でキミヒ&サネ加入可能性浮上

ヨシュア・キミヒ(ロイター)

スペイン1部バルセロナは、24日にシャビ監督(44)を解任すると発表した。

同監督は、1月に今季限りでの退任を表明したが、4月に前言を撤回。しかし指揮官の発言が、ジョアン・ラポルタ会長の怒りを買った模様で、退任→続投→解任という異例の流れでの決着となった。後任は複数の現地メディアによると、昨年9月までドイツ代表を率いたハンジ・フリック氏が内定しているという。

ドイツ人指揮官就任の正式発表が間近とされる中、スペインメディア「エル・ナシオナル」は、ドイツ1部の名門バイエルン・ミュンヘンから2人の主力が加入する可能性を伝えた。ドイツ代表やBミュンヘンでフリック氏の指導を受けたのMFヨシュア・キミヒ(29)とFWレロイ・サネ(28)が、再タッグを希望とのこと。キミヒはかねてバルセロナがターゲットにしていた選手で、昨夏には獲得を試みていた。サネも2025年夏までの契約を延長するつもりはないという。

ネックは資金面。財政状況が苦しい中で、既存選手の売却など、やり繰りが求められそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社