「ありがとうございます」モナコ公国アルベール2世公殿下が南野拓実へ感謝しお辞儀。ASモナコの2位フィニッシュ、CL出場権獲得

ヒュッター監督のもと、リーグ30試合・9得点・6アシストと活躍。

フランス1部ASモナコは5月19日のリーグ最終節、FCナントに4-0の快勝を収めて、有終の美を飾った。チームは2位でフィニッシュし、来季のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

モナコのエックス(旧ツイッター)日本語公式アカウント(@as_monaco_jp)は5月23日、試合後のドレッシングルームの様子を動画で紹介。モナコ公国の公である、アルベール2世モナコ公殿下が現れて、選手たちの健闘を称えるという光景が伝えられた。

そしてアルベール2世公殿下は、選手一人ひとりと握手をかわしていく。すると南野拓実には「ありがとうございます」と日本語で感謝を伝え、お辞儀もしている。

ご自身もボブスレーの選手として冬季オリンピックに出場するなど、スポーツに深い理解を示すというアルベール2世公殿下は、”MINAMINO”の今季の活躍ぶりをよく知っていたようだ。

今季の南野はかつてRBザルツブルクで一緒だったアドルフ・ヒュッター監督のもと完全復活。左ウイングを主戦場に、トップ下や右ウイングでもプレーし、リーグ30試合・9得点・6アシストを記録。チームの躍進に大きく貢献した。

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日本代表の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選6月シリーズに臨むサッカー日本代表のメンバーにも選出されている。29歳になったアタッカーが充実のなか、シーズン締めくくりの活動に突入する。

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