契約延長交渉が長期化しているラウタロ・マルティネス「心配する必要はない」代理人は前向きな発言

写真:契約延長交渉が長引いているラウタロ・マルティネス©Getty Images

インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの代理人を務めるアレハンドロ・カマノ氏が、同選手とインテルの契約延長交渉の近況を語った。イタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

今シーズンのラウタロは、インテルのキャプテンとして公式戦44試合に出場すると、27ゴール7アシストを記録。チームをスクデット獲得に導くと、その活躍が評価されセリエA最優秀選手に輝いた。

長らくインテルとの契約延長を噂されているが、合意に達していないラウタロ。同選手の代理人を務めるカマノ氏は『TV Play』のインタビューに応じ、「(ラウタロは)インテルを愛しているので、契約延長について心配する必要はない」と語り、契約更新に近づいているようだ。

「彼はまだ若く、素晴らしいシーズンを過ごした。彼の将来について、インテルの選手として考えているし、ネッラズーリに全面的な敬意を払っている。私は他のクラブと話をしていないし、そうするつもりもない。ラウタロがネッラズーリとの契約を2年残しているとしても、契約更新の可能性についてのみ話をしている」

またラウタロとインテルの契約延長交渉が長引いている中、給与の要求額に乖離があるのでは、と報じられていたが、カマノ氏は「ファンが数字を知る必要はない」とこの憶測を一蹴し、以下のように続けた。

「1200万ユーロ(約20億円)とか、1400万ユーロ(約24億円)という話が出ているが、これはラウタロとクラブの問題だ。私が言及したことのない数字だし、インテルも同様だ。なぜ私たちがこのことについて話さなければならないのだろうか」

「その代わりに、彼のインテルへの愛について話をしよう。ラウタロがミラノの街とこのチームを愛していることをファンは知っておくべきだ。ラウタロはこのクラブを愛しているので心配する必要はないよ」

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