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全国各地にどんどん増えている「コンテナホテル」。話題にもなっているので、ご存じの方や見かけた方も多いと思います。けっこう快適に過ごせるし、ホテルの宿泊費も高騰してきているこのご時世に、比較的リーズナブルに泊まれるのもとてもありがたいところ。
また、コンテナホテルは主に地方に展開しているので、観光やアウトドアユースの拠点にもけっこう便利ということで、BRAVO MOUNTAINでも何回か記事で取り上げてきました。
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私コージー中嶋、取材を兼ねた観光や地方滞在中に、ちょっと原稿を書いたり校正したり、撮影した写真をチェックしたりと、出先でのデスクワーク的な仕事もあったりするのです。なので、今年のGWに休暇と取材を兼ねた旅で、コンテナホテルにて「ワーケーション」にトライしてみました。
■コンテナホテルの基本情報
今回宿泊したコンテナホテルは、HOTEL R9 The Yard 阿見(あみ)。茨城県稲敷郡阿見町にあり、近隣には有名な牛久大仏や、あみプレミアム・アウトレット、多数のゴルフ場などがあります。またちょっと足を延ばせば霞ヶ浦もある地域で、観光やアクティビティにとっても便利。首都圏中央連絡自動車道・阿見東ICより車で5分、JR常磐線の荒川沖駅から近く、牛久駅も利用できるため県外からのアクセスも良好な立地です。
フロント(受付)部分のコンテナには、アメニティ類や無料のドリンク類、そして泊数分提供される冷凍食品のピラフやパスタなどが用意されています。この冷凍商品は客室内にある電子レンジで、いつでも好きなタイミングで食べられるので、夕食や夜食、はたまた翌朝の朝食にも。
The Yard 阿見のフロント棟では、近隣の飲食店や観光スポットの紹介なども掲示してありました。また、フロント棟のコンテナの隣には、コインランドリーや自動販売機の設置してあるコンテナもあります。連泊や長期滞在にも便利ですね。
■ワーケーションの「Work」の部分の利便性は?
デスクワークやオンラインミーティングなどをしているときの静粛性って、気になりますよね? 街中にある「コワーキングスペース」などでは、意外と遮蔽性がないところもあってオンラインミーティングの際に困ったり、ビジネスホテルなども隣室や廊下の声・物音が気になることも。
コンテナホテルは “コンテナが客室” という特性上、各部屋が独立した造りなので、隣室の物音やテレビの音が聞こえるということが全くありませんでした。集中して仕事ができますね。
また、The Yard 阿見の立地は、時間帯によっては交通量の多い国道468号線沿いにあるのですが、そちらの騒音などもぜんぜん気になりませんでした。
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●客室のタイプ別ワーケーションの快適度
The Yard 阿見には、ダブルとツインの2つのタイプの客室があります。今回は両方を体験して、その違いをみてみました。(HOTEL R9 The Yardシリーズは、店舗によって多少レイアウトや設備が違う場合があります)
基本的にコンテナの形状は同じなの、1部屋の広さは同サイズ。ツインタイプとダブルタイプでは、ベットの数によるレイアウトの違いが大きいようです。
各タイプ共通の設備・装備として、ユニットバス、大型の液晶テレビ、冷凍冷蔵庫、電子レンジ。そして無料Wi-Fi完備(ちゃんと客室内で繋がる、これWorkに大事ですね!)。筆者が持ち込んだスマホもiPadもノートPCも問題なく繋がりました。
●ツインタイプの客室では
写真のようにシングルベットが2台あり、けっこうなスペースを占めるので、常設のデスクやイスなどはありません。
ただし希望すれば、フロントにて折りたたみの簡易デスク&イスを借りることができるそうです。なので、ちょっとお借りして室内に設置してみました。
そんなに大きくはありませんが、ノートPCなども置ける大きさで、デスクワークにはぜんぜん支障はない感じです。ただこの位置に置くと、電源の位置からは少々遠い感じかと。(延長コードなどは借りられます)
2人で宿泊の場合は、ツインタイプの方がベッドが別々なので、より寛いで眠れるんですけどね……。
■ワーケーションでの利用なら、断然コチラが便利!?
私コージー中嶋が両方のタイプを試してみて「Work」重視ならコチラ! と思ったのは断然ダブルタイプの客室でした。
●ダブルタイプの客室では
ダブルサイズのベッドが1つなのでスペースに余裕があり、部屋奥の窓際にデスクとチェアがあります。デスクワークをするのに十分な広さのデスク(実測 幅150cm奥行50cm)です。実際に、持ち込んだノートPC(15.4インチサイズ)やiPad 、それにノートなどを広げてみても余裕の広さでした。
部屋の室内灯でも充分明るいのですが、デスク灯もあり。また、スマホやタブレット他の充電などでけっこうコンセント数が必要な場合がありますが、ちゃんと電源分岐タップも装備されているという嬉しい心配り。
それになんと! このイスはゆったりと座れるだけではなく「マッサージ機能付きチェア」というのも嬉しいところです。
なので、個人的にはダブルタイプの部屋がオススメかと思います。広いスペースでデスクワークができるし、マッサージ機能付きチェアに癒やされたい場合にも便利なので。(2名での宿泊で眠る場合はツインのほうがいいんですけどね……)
■阿見の場合の「Vacation」編
なんといっても牛久大仏は一見の価値アリです。前から、クルマや電車で茨城方面に行ったときに遠目で見ていて興味があったので、今回初めて訪れてみました。間近で見ると、さらに思っていた以上に大きくて圧倒されますよ。
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大仏の胎内にも入れ、胸のあたりにある展望室からは辺り一帯が見渡せ、天候が良ければ筑波山や東京方面まで一望できます。また、苑内には庭園や遊歩道、花畑などもありけっこう楽しめます。
また、近くにある「あみプレミアム・アウトレット」はショッピングだけではなく、レストランやフードコートを滞在中のダイニング代わりとして利用したりなんかも。ちなみに近くにはセブンイレブンもあるので便利。
今回、コンテナホテルに宿泊してワーケーション体験での結論は「断然アリ!」でした。自分がバケーションしたい場所の近くにコンテナホテルがあれば、ぜひオススメです。