WTTコンテンダー太原2024<5月21~26日/中国>
25日、女子シングルス準決勝で平野美宇(24=木下グループ/世界ランク13位)が王芸迪(27=中国/同4位)にゲームカウント0-3で敗れた。
パリ五輪の日本代表と、同中国代表のリザーブとなった2人の戦い。過去の戦績は2勝4敗で、直近の世界卓球2024決勝では平野がストレート勝ちしていた。
第1ゲームから一進一退の展開で9-9に。ここで王に下回転サーブでエースを奪われ、次の一本をバックハンドの打ち合いで失い、9-11で先制される。
今日の王は安定した両ハンド、アップダウンの効いたサーブがうまく隙がない。平野はフォア側へのツッツキで点を稼ぐが及ばず、2ゲーム目も6-11で落とす。
平野は得意の巻き込みサーブで第3ゲームは5-1と飛び出すが、レシーブとラリーで苦しみ5連続失点で逆転される。最後は平野のフォアがオーバーし、7-11とされて敗れた。
最後まで残っていた平野が敗れ、日本勢は木原美悠(木下グループ)と平野のベスト4が最高成績となった。
<WTTコンテンダー太原 女子シングルス準決勝>
平野美宇 0-3 王芸迪(中国)
9-11/6-11/7-11