【スターダム】S・キッド 舞華&白川未奈との初共闘で手応え「選択肢が増えちゃった」

好連係で6人タッグ戦に勝利した白川未奈(左)、舞華(中)、スターライト・キッド 

女子プロレス「スターダム」の〝悩める黒虎〟スターライト・キッドが、「イーネクサスヴィー(EXV)」との初共闘で手応えをつかんだ。

25日の甲府大会(山梨・小瀬スポーツ公園メインアリーナ)では、6人タッグマッチでワールド王者・舞華、白川未奈のEXVとトリオを組み、STARSの岩谷麻優&葉月&向後桃と対戦した。

4月27日横浜大会で「大江戸隊」を追放され、新たな所属ユニットを決めかねているキッドは紫のマスクで登場。EXVとの連係もスムーズだった。白川と息を合わせ、向後の両脚をマットに叩きつける。さらに白川に続き舞華の肩の上に飛び乗ると、向後にダイビングボディープレスを発射。自軍に流れを引き込んだ。

最後は舞華がパワーボムの体勢で抱え上げた向後に、白川がダイビングショルダーアタックを発射。すかさず舞華がみちのくドライバーⅡでトドメを刺した。

試合後は仲良く3人でバックステージに登場。舞華から「どこを選ぶのかわからないけど、ちょっとでも今日は魅力的に感じちゃったんじゃないかな?」と聞かれた黒虎は「楽しかったことに変わりはないね。またこれで私の選択肢が増えちゃった。全ユニットと組みたいんで、社長!(28日大阪大会では)ゴッスアイ、あとはクイーンズ・クエスト(QQ)だけなんで、全制覇してから決めちゃおうかな」と口にした。

これでコズミック・エンジェルズ、STARS、そしてEXVとの共闘が実現。まだまだ決断まで時間がかかりそうだ。

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