就労環境の魅力PR オンラインで一関市長 ベトナム・ハノイ電機短大生向け

ハノイ電機短大の学生に向け、オンラインで一関市の魅力をアピールする佐藤市長(左)

 一関市の佐藤善仁市長は24日、人材の受け入れなどで連携協定を結ぶベトナム・ハノイ電機短大の2024年学生向け就職カンファレンスにオンライン出席した。通訳を介して同市の生活環境や産業の特徴、外国人労働者の状況、受け入れ準備などについて語り、就労環境の良さを紹介。ベトナム語で「皆さんが一関市に来てくれることを待っている。次は一関市でお会いしましょう」とアピールした。

 同市は23年10月、一関商工会議所、一関工業高等専門学校とともに雇用やインターンシップの受け入れなどに向けた連携協定を同短大と締結し、受け入れ環境づくりを進めている。

 同日の就職カンファレンスは同短大生の卒業時期に当たる6月を前に開催された。学生向けに就職に関係する情報を提供する機会として同市のほか、ドイツとフィンランドからもオンラインで出席。市商政・労政課によると学生約400人が参加したという。

© 岩手日日新聞社