日本ワインで乾杯 160種類飲み比べ 花巻・大迫フェス開幕

日本ワインを楽しむフェスティバルの来場者

 県内外40のワイナリーが提供する160種類のワインが味わえる「日本ワインフェスティバル花巻大迫2024」(同実行委主催)が25日、花巻市大迫町の大迫交流活性化センター周辺で始まった。好天に恵まれた初日は大勢が繰り出し、飲み比べを楽しむ人でにぎわった。26日まで。

 開会セレモニーで実行委員長の山影義一花巻商工会議所大迫支部会長は、能登半島地震被災地の復興を祈るとともに、多くの人の協力で開催できることに感謝し「ブドウを生産する人、そのブドウでワインを造った人らを思いながら味わってほしい」とあいさつ。乾杯でフェスの幕開けを祝った。

 歩行者天国となった同センター周辺の市道には、県内15のワイナリーを含む北海道、東北、関東、甲信越地方のワイナリーが軒を連ねた。正午の開場前から来場者が行列をつくり、ワインの特徴を確かめながら味わったり、知り合いと顔を合わせて乾杯したりと、思い思いに日本ワインを堪能した。

 26日は午前10時開場。芸人でソムリエの髭男爵ひぐち君のトークショーもある。

© 岩手日日新聞社