上達のこつ 楽器ごとに 陸自第9音楽隊 中高生へ指導【奥州】

陸上自衛隊第9音楽隊員(左)からトランペットの実技指導を受ける中学生ら

 陸上自衛隊第9音楽隊の指導による楽器講習会は25日、奥州市水沢字森下の水沢第一高校で開かれ、同市と金ケ崎町の中学・高校で吹奏楽に励む生徒ら約150人が、それぞれの楽器ごとに隊員から上達へ向けた実技指導を受けた。

 同隊は青森市の青森駐屯地を拠点に、北東北3県で活動。26日に奥州市水沢佐倉河の市文化会館(Zホール)での演奏会(市自衛隊音楽演奏会実行委主催、整理券の配布は終了)に出演するのに合わせ、同講習会で指導に当たった。

 校内18室を使って午前中は中学生、午後は高校生を対象に、楽器や経験に応じてクラス分けして開催。生徒らは、それぞれ2時間たっぷりと上達のこつを実技で学んだ。

 26日は演奏会の他にも市文化会館敷地内で自衛隊装備品の展示、グッズの販売が行われ、こちらは整理券不要となっている。

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