久保フル出場のソシエダ、アトレティコに敗戦で黒星フィニッシュ【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

ラ・リーガ最終節、レアル・ソシエダvsアトレティコ・マドリーが25日に行われ、0-2でアトレティコが勝利した。ソシエダのMF久保建英はフル出場している。

6位が確定し来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得しているソシエダは、前節出番のなかった久保が[4-3-3]の右ウイングで先発に復帰した。

一方、4位が確定し来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得しているアトレティコは、グリーズマンとアンヘル・コレアの2トップとする[3-5-2]で臨んだ。

立ち上がりの主導権争いを経て9分、アトレティコが先制する。遅攻の流れからデ・パウルのスルーパスを引き出したM・ジョレンテが右サイドからグラウンダークロス。ファーサイドのリーノが押し込んだ。

続く14分にもリーノがコレアとのパス交換から追加点に迫ったアトレティコは、自陣に引きつつカウンターを狙う展開に。

追う展開となったホームチームは21分、CKの流れからベッカーのヘディングシュートでゴールに迫るも攻めあぐねる状況が続く。

そんな中38分、久保がクサビのパスを入れた流れからバレネチェアのラストパスに反応したブライス・メンデスがボックス内に侵入してシュートに持ち込んだが、ゴール前に戻ったアスピリクエタの好カバーに阻まれた。

追加タイムにはFKのサインプレーからM・ジョレンテが追加点に迫るシュートを浴びせたアトレティコが1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半も自陣に引くアトレティコに対し、ソシエダが打開を図る展開で推移。すると61分、久保がゴールに迫る。右サイドからカットインした久保がボックス手前から左足を一閃。強烈なシュートが枠の左を捉えたが、GKオブラクのファインセーブに阻まれた。

1分後、M・ジョレンテがGK強襲のシュートを浴びせて牽制したアトレティコは、69分にロングカウンターの流れからコレアがネットを揺らすもオフサイドに阻まれる。

さらに80分、デ・パウルのスルーパスに抜け出したモラタがGKと一対一となったが、チップキックシュートはわずかに枠を外れた。

追加タイムにはサウールが2枚目のイエローカードを受けて退場となったアトレティコだったが、ラストプレーでヘイニウドがダメ押し弾を決め、最終節を白星で飾っている。

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