男子日本代表 セット先取もイタリアに逆転で敗れ大会初黒星

【写真:Volleyball World】

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子予選ラウンド第1週リオデジャネイロ大会の5日目、日本(FIVBランキング3位)は、現地5月25日(土)にイタリア(同4位)と対戦。1-3で敗れ、今大会初黒星を喫した。

3連勝中の日本は立ち上がりでイタリアに先行を許すが、大塚や山内のブロックポイントなどで徐々に差を詰め、第1セット終盤に追いつく。23-23からリリーフサーバーで入った西田のサーブで相手ミスを誘い24点目、最後は甲斐が決めてセットを先取した。

第2セットはイタリアに主導権を握られ、ユーリ・ロマーノやアレッサンドロ・ミキエレットらの得点でリードを広げられセットを奪われた。第3セットも序盤にイタリアのリードを許す展開。終盤にラリーのブロック、宮浦のサービスエースなどで連続得点をあげるが、追いつくことはできずこのセットも落とした。

第4セットは高橋(健)、高梨、富田らをスタートから投入。イタリアのブロックに苦しむなかでも高橋、山内らの攻撃、宮浦のサーブなどで食らいつき、一時は2点差まで迫ったが、捕らえることはできず今大会初黒星を喫した。

日本は予選ラウンド第1週を3勝1敗で終了。6月4日(火)から始まる第2週福岡大会に臨む。

VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各国で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定する。また今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあり、予選ラウンド終了時点でのFIVBランキングによって出場国が決定する。日本の男子は、昨年行われたFIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023ですでに出場権を獲得している。

■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド

第1週リオデジャネイロ大会

日本(FIVBランキング3位) 1-3 イタリア(同4位)

(25-23,16-25,17-25,17-25)

■日本の第1セットスターティングメンバー

大塚、山内、宮浦、甲斐、ラリー、深津、リベロ小川

■日本のトップスコアラー(上位3人)

宮浦 20得点(アタック17得点、サーブ3得点)

大塚 9得点(アタック8得点、ブロック1得点)

甲斐 7得点(アタック7得点)

■日本の次戦(予選ラウンド第5戦)

6月4日(火)19:20

対戦相手:イラン(FIVBランキング14位)

■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)

TBS地上波 6/4(火)19:00〜

U-NEXT 6/4(火)ライブ配信予定

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

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