「正直、びっくりしました」キャプテン喜田拓也の途中交代を元日本代表MFも疑問視「たぶん彼にしかできなかったと思う」【ACL決勝】

横浜F・マリノスは現地5月25日、アジア・チャンピオンズリーグの決勝・第2レグでUAEのアル・アインと敵地で対戦。ホームでの第1レグは2-1で先勝していたが、アウェーでの第2レグは1-5。2戦合計3-6で準優勝に終わった。

試合を中継した『DAZN』で解説を務めた元日本代表MFでクラブOBの水沼貴史氏は、ハイライト映像を振り返りながら、交代策について持論を述べた。

前半の終了間際にGKポープ・ウィリアムの退場で数的不利となり、1-2のスコアで迎えた後半、63分にキャプテンの喜田拓也がベンチに下がる。これに水沼氏は驚いたという。

【動画】ポープが痛恨の一発レッド...横浜が数的不利に
「喜田を外したのは、僕も正直、びっくりしました。まだたぶんできるし、チームをまとめなければいけない役割なので。じゃあ、(代わりは)誰がといったら、それは僕が言うことではないと思いますけど、チーム全体を前を向かせるっていうのは、たぶん、彼にしかできなかったと思うんですよね」

喜田の交代から4分後、横浜は3失点目を喫す。トータルスコアは3-4となり、苦しい状況でチームは懸命に戦ったが、反撃も実らず、終盤に2失点。トリコロールの“魂”とも言える男が不在のピッチで、無念の結果を受け入れるしかなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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