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福井市街西側を南北に結ぶ高規格道路「福井外環状道路」の整備促進期成同盟会の本年度総会が5月24日、福井市の福井県国際交流会館で開かれた。県と福井、坂井両市の行政、議会関係者が早期事業化に向け、計画の具体化を国に求めることなどを決議した。
同道路は、整備中の福井港丸岡インター連絡道路の坂井市春江町付近から南進し、福井市街を西側に迂回(うかい)して県立音楽堂などがある市南部を通り、北陸自動車道に接続する延長約20キロの構想。2022年4月に重要物流道路に指定され、23年度からは国が周辺の国道8号を含めた交通円滑化調査を行っている。
総会には約80人が出席。会長の杉本達治知事は「外環状道路が整備されれば国道8号の渋滞緩和に大きく寄与する。国への要望活動を強化し、一日も早く完成できるように努めたい」とあいさつした。国土交通省近畿地方整備局の長谷川朋弘局長は来賓あいさつで「計画の具体化が図られるよう、関係自治体と連携し検討を進める」と述べた。
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同道路の計画具体化や、国土強靱(きょうじん)化に必要な予算を十分確保することなどを求める国への提言を決議。杉本会長が長谷川局長に提言書を手渡し、最後に関係者全員でガンバロー三唱した。