5月26日から、12年ぶりにふたご座に木星が入ります。
木星は「拡大・膨張・発展・報酬」の象徴と言われています。
これが意味するところとは?
また、私たちはこの期間にどのような行動を心がけたら開運に近づけるのでしょうか?
新月満月占いでおなじみ、山田ありすさんの解説と、ふたご座木星期におけるアドバイスをお届けします。
【ふたご座木星期の12星座別の運勢】についてはこちらもどうぞ。
ふたご座が木星に入る期間とは?
2024年5月26日8:16頃~2025年6月10日6:03頃まで木星はふたご座に滞在します。
木星は1つの星座に約1年滞在するため、ふたご座に木星が入るのは約12年ぶりとなります。
木星が象徴するのは、「拡大・膨張・発展・報酬」と言われています。
そのため、5月26日以降あなたの何が拡大・発展していくのか?また報酬を得るためにはどのようなことを行えば良いのか?
そもそも”報酬”とはあなたにとって何なのか?
そういったことが重要になってきます。
あなたにとって”報酬”とは?
”報酬”と一口に言っても、それは人それぞれですよね。
お金なのか時間なのか、はたまた経験なのか…。
状況によって意味するところが変わってくるでしょう。
時代的にも”最も拡大させたいもの”の選択肢がどんどん多様になっていますが、同時に合理的な方法をとることが2024年5月26日以降の1年には求められそうです。
占星術を学び始めた頃は、木星の象徴である「拡大」の意味が、自分にとっての「幸運」と解釈していました。
しかし、年齢を重ねれば重ねるほど、拡大し膨張していくことによる「リスク」を感じるようになったのです。
物価上昇は自然なこと?
今回解説させていただいているふたご座木星期ですが、その前は2023年5月17日から2024年5月26日までおうし座木星期でした。
「感覚」や、モノの「価値」さらには価値=「金銭」を意味するのがおうし座です。
「拡大・膨張・発展・報酬」を象徴する木星がおうし座からふたご座に入る流れを踏まえて考えると、どんどん作って増やしていくことによるリスクを私たちが「理解」することが必要になるとも考えられるのです。
さらにモノの価値が重要になればなるほど、物価上昇も自然なこと。
ふたご座は「伝達方法の工夫」や「コミュニケーションの発達」を意味するので、つまりこのことについて人々が理解できるよう「伝わっていく」ことも想像できます。
キーワードは”チームワーク”
様々なモノが世の中に溢れ、繊細なモノでも(やり方によっては)簡単に生み出せる世界。
これは冥王星と木星の配置からうかがえる「モノがあふれる時代」によるもの。
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だからこそ、今あなたの手にあるモノについて見直し、なぜそれに価値があるのかについて理解することも大切です。
SNS 1つにしてもテキスト、画像、映像など種類がありますよね。
全ての人に理解されやすいものとしてあげるとするなら、映像が最適かもしれません。
冥王星水瓶座の時代を活かすなら、それをチームワークで実践していくことを視野にいれてみるのもいいでしょう。
保守的な態度よりも今は変化に対応を!
チームを作る時に大切なのは、それぞれが自立もしくは独立していて、改革精神が旺盛であること。
”今より良くしよう”という意識と目的が共通であることで、無理なく結束が固まるのがこの1年です。
逆に誰かの指示で動いたり、流されて進む、という環境ではなくなっていくとも言えそう。
これからの時代に求められることは(特に5月26日以降の1年は)臨機応変で柔軟な姿勢です。
今まで頑なに守ってきたモノを手放さないといけないことを苦痛に感じる人もいるかもしれません。
しかし、変化に順応することは実はさほど大変なことではないと気づかされるのもふたご座木星期の1年ではないかと思います。