御所南小(京都市中京区)の2年生約160人が20日、左京区大原で田植えを体験した。子どもたちは大原の雄大な自然を満喫しつつ楽しんだ。
龍池学区(中京区)の住民らで構成し、大原郊外学舎を管理運営する公益財団法人「龍池教育財団」が主催。街中に住む子どもたちに自然体験の機会をつくろうと、学舎に隣接する田を借り、児童が毎年田植えや稲刈りをしている。
晴天に恵まれたこの日、子どもたちは素足になって歓声を上げながら田んぼに入った。地元農家から指導を受け、泥の感触を楽しみながら苗を丁寧に植えていった。
児童の一人(7)は「田んぼは思ったより深く、びちゃびちゃして気持ちよかった。大きく育ってほしい」と話していた。