キウイの皮、見た目から想像できないけど実は…!?今まで捨てていたことを後悔する意外な使い道

こんにちは。「家事コツ研究室」研究員のFumiです。キウイフルーツと言えば、「皮も食べられる」と以前話題になりましたよね。ただ、わが家は皮を剝いて食べたい派。なので、剥いてそのまま捨てていたのですが、実は皮を上手に活用する方法があるようなのです。さっそく試してみました♪

キウイは皮ごと焼いて、香ばしい焼きフルーツに!

キウイフルーツの皮は「栄養がある」と聞くのですが、食べるにはちょっと硬いし、味もイマイチ…と思っていました。

でも、そんな皮を柔らかくして食べやすくする方法があるのだとか。それが「焼きフルーツ」にする方法。

材料はキウイフルーツだけ。ここからは、いくつかの方法を参照して、私なりに‟いいとこ取り”した手順をご紹介していきますね!

まずは下処理。キウイフルーツを洗い、くしゃくしゃに丸めたアルミホイルで表面の産毛をこすり取ります。ササッとこすっただけで、産毛がしっかり取り除けましたよ。

写真の右側のキウイが産毛をとったあと。ツンツンとした毛がだいぶ減っているのがわかります。

あとは、よく洗ってから焼くだけでOK。フライパンや魚焼きグリル、オーブンで熱し、焦げ目がつくまで熱すればできあがりです。今回はフライパンに油をひかずに丸ごと入れ、時々転がして5分焼きました。

息子と2人で実食!確かに、皮は柔らかくなって、果汁が香ばしく焼き付いて食べやすくなっていました~。

焼きキウイにして皮も食べるのはアリ!ですね。

また、焼いたキウイの実は、息子が「今までで一番甘い」と褒めてくれたほど甘かったです。ただし、2個焼いたうち、1個はけっこう酸っぱく感じたので、キウイフルーツの熟し具合の差で違いがでるのかも。

その後、何度か試しましたが、しっかり熟したものを選ぶのが、焼きキウイをおいしく作るコツだと思います!

ちなみに、焼くと皮は実離れがよくなるので、焼きキウイフルーツにしてから皮は好みで食べもよし、外してよし、という食べ方ができます。

キウイの皮を貼って、お肉を柔らかく!放置時間は2時間~

もう1つ、キウイフルーツの皮を活用する方法がこちらです。キウイフルーツにはタンパク質分解酵素が含まれていて、「肉を柔らかくする効果がある」という情報をキャッチしたので、試してみます。

こちらスーパーで買ったお安~い鶏むね肉2枚。うち1枚だけ、上下にキウイフルーツの皮を貼り付けて、実験開始です! 調べたところ、よく熟したキウイを使うことが肝心な様子。

皮を貼って冷蔵庫に放置する時間の目安は2時間以上で、前日から一晩漬けておくのもおすすめです。

今回は約6時間漬けたあと、照り焼きチキンにして食べ比べ!

下の写真は左がキウイフルーツの皮で下ごしらえをしたもので、右がそのままの鶏肉を使ったものです。息子も私も「左側のほうが柔らかい。筋っぽさがない」と意見が一致。

照り焼きチキンから、キウイフルーツの味は微塵も感じませんでしたよ。お肉の味を邪魔せず、かつ、食感をしっかり柔らかくしてくれたキウイフルーツの皮さん、グッジョブです!

キウイフルーツは、わが家のお弁当のレギュラー素材。そのキウイフルーツの皮が、捨てる前にひと働きしてくれるのはうれしい限りです!

これからは剥いた皮を肉料理の下ごしらえに使ったり、ときには皮を剥かずに焼きキウイにしたり、とたっぷり活用しようと思いました。

キウイフルーツの皮が気になっていたみなさま、よかったら試してみてくださいね♪

写真・文/北浦芙三子 ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。

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