FAカップ連覇を逃したグアルディオラ監督がユナイテッドを称える「心からおめでとうと言いたい」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、“マンチェスター・ダービー”となったとのFAカップ決勝を振り返った。

プレミアリーグ4連覇を達成し国内2冠を狙うシティは、25日にFAカップ決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。30分にGKオルテガとDFグヴァルディオルの連携ミスから失点を許したシティは、39分にもメイヌーにネットを揺らされ、2点ビハインドで前半を終える。

後半に向けて2枚替えを敢行したシティは、徐々に攻勢を強めると87分、ボックス手前左角でDF2枚を相手に鋭いカットインを仕掛けたドクが右足を振り抜くと、ゴール前の密集を抜けたグラウンダーシュートがGKオナナの手をはじいてゴール左隅に吸い込まれた。

その後も猛攻を仕掛けたシティだったが、反撃はここまで。宿敵相手に敗れたシティは大会連覇を逃す形となった。

試合後の記者会見に臨んだグアルディオラ監督は、優勝したユナイテッドに祝福の言葉を送った。

「マンチェスター・ユナイテッドの優勝に心からおめでとうと言いたい。私のゲームプランが良くなかったのだと思う」

「後半はかなり良くなった。0-2で負けていて、失うものは何もなかったからだ。タイトなゲームだった。先制点を献上し、いい流れで2点目を取られてしまった。我々はベストを尽くした。後半は決定的なチャンスがあったが、相手がマンマークでポケットを守っていたので簡単ではなかった」

「決勝で負けることはよくあることだが、今シーズンはすべてのタイトル獲得に向け、良い意味で特別なシーズンだった。だから、ゆっくり休んで、また来シーズンに戻ってくるよ」

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