笘篠氏「ビーズリーの良い所は全ての球種で…」解説陣が語る未だ防御率0.00の助っ人右腕の長所とは?

◆ 盤石のリリーフ陣にも言及

阪神は25日、巨人との試合(甲子園)に3-0で勝利。前日、戸郷翔征にノーヒットノーランを許すも、この日は投手陣の好投もあり完封勝利でやり返した。

打線は2回に木浪聖也の適時二塁打で幸先良く先制すると、4回・5回にも得点を重ね3得点。先発のビーズリーは巨人打線に的を絞らせず、6回89球、無四死球、7奪三振の無失点と好投。

後を継いだ石井大智、岩崎優、ゲラもそれぞれ無四死球、無失点と好リリーフを披露し完封リレーを飾った。

巨人に対し完封リレーでお返しをした阪神の投手陣について、25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の笘篠賢治氏は「ビーズリーの良いところは全ての球種でストライクを取ることができる点だと思いますね。これから交流戦が始まるので、データがあまり無い中で、パ・リーグの打者たちは手こずると思いますね」と助っ人右腕を高評価した。

また盤石のリリーフ陣について、同番組に出演した解説者の坂口智隆氏は「本当に盤石ですよね。石井投手がしっかり7回にハマって投げてくれるのが、岩崎投手とゲラ投手を楽にさせているのかなと思いますね」と石井の存在感について言及した。

この日は石井・岩崎・ゲラの『I・I・G』での継投となったが、今後の起用法について笘篠賢治氏は「相手打線が誰から始まるのかを見て、臨機応変に岩崎とゲラの順番を変えてくるのではないかと思います。中継ぎのローテーションを組めるくらい色々なパターンでやりくりできますから、層が厚いですね」とコメントした。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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