6月7日から「ゆふいん文化・記録映画祭」 7本上映「交流する3日間に」【大分県】

「第26回ゆふいん文化・記録映画祭」への来場を呼びかける実行委員=由布市湯布院町川上

 【由布】第26回ゆふいん文化・記録映画祭が6月7~9日、由布市湯布院町川上のゆふいんラックホールなどである。3日間で7本の映画を上映し、連日、監督らとのトークや懇親会を予定している。

 実行委員会の主催。「良質な映画に光を当て、少しでも多くの人の目に触れる機会をつくりたい」と劇映画ではなく、ドキュメンタリーや教育、文化的な作品を集める同映画祭。

 初日は午後4時半から、俳優の東出昌大さんが狩猟する姿を追った「WILL」(2024年)を上映。エリザベス宮地監督が登壇しトークを繰り広げる。

 2日目は、姫田忠義監督作品2本と、島根県雲南市の演劇同好会の男子高校生を追った「走れ!走れ走れメロス」(23年)が登場。終了後には出演者による演劇もある。午後7時から同町川上の乙丸公民館で懇親会があり、地元青年団が屋台を出す。

 3日目は被害者家族でありながら、元受刑者を雇う建設会社の社長に密着した「おまえの親になったるで」(24年)など3本。

 大谷隆広実行委員長(54)は「テーマは設けていないが、熱い作品を集めた。映画を作る人、出演する人、見る人がごちゃまぜになって交流する3日間にしたい」とアピールする。

 料金は前売りが1プログラム(映画+トーク)1200円。当日は1500円。18歳以下は無料。予約制の全日券は6千円。

 予約は、由布院観光総合事務所(0977.85.4464)へ。

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