県内の高校生、世界の課題学び解決策考える 大分市で「グローバルリーダー育成塾」【大分県】

グループに分かれて議論する生徒=25日、大分市旦野原

 県内の高校生が世界の課題を学び、話し合いを通じて解決策などを考える本年度の「グローバルリーダー育成塾」が25日、大分市旦野原の県教育センターで開講した。

 世界に挑戦する気概とリーダーとしての素養を培おうと2016年度から県教委が開いている。

 私立を含む県内の29校から約890人が参加。一般社団法人エシカル協会(東京都)の末吉里花代表理事が講演し、世界各地に出向いた体験を語った。

 その後、生徒は8、9人のグループに分かれ、「世界の課題解決に向けて、私ができること」をテーマにディスカッションした。

 塾は12月までに計4回開かれる予定。別府鶴見丘1年の牧青志(そうし)さん(15)は「同世代の人たちと一緒に学びながら、新しい発見をしたい」と話した。

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