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第71回春季東北地区高校野球県大会第6日は25日、宮古市の東北ヒロセ球場(宮古運動公園球場)で準決勝が行われ、盛岡大付は大船渡に2-1でサヨナラ勝ちし、2年ぶりに決勝に進出した。春6連覇を目指す花巻東は10-0で水沢商に六回コールド勝ちした。盛岡大付と花巻東は、東北大会(6月14日開幕、宮城県)の出場権を獲得した。
盛岡大付は二回2死一、二塁から、若林真大(2年)の左前適時打で先制。1-1の九回1死一、二塁で坂本椿(同)が右翼へサヨナラ打を放った。若林から坂本遥輝(3年)につなぎ、1失点に抑えた。
花巻東は初回に赤間史弥(1年)の中越えソロ、千葉爽聖(3年)の左越え2点二塁打などで4点を先行した。機動力を生かした攻撃でその後も加点。先発金野快(2年)は6回無失点と好投した。
最終日の26日は同球場で決勝と3位決定戦を行う。盛岡大付は7年ぶり7度目、花巻東は中止になった2020年を挟み6大会連続12度目の優勝を目指す。3位決定戦は大船渡と水沢商の公立対決となった。