天皇杯サッカー開幕 三菱重工長崎2回戦へ

【1回戦、東海大熊本-三菱重工長崎】後半、相手と激しく競り合う三菱重工長崎の濵本(右)=水前寺競技場

 サッカーの第104回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK、長崎新聞社など共催)第1日は25日、熊本市の水前寺競技場などで1回戦8試合が行われ、長崎県代表の三菱重工長崎は東海大熊本(熊本)に4-0で快勝した。
 三菱重工長崎は前半20分、CKのこぼれ球を濵本が蹴り込んで先制。43分、城臺の右クロスを栗原が合わせて2-0とした。後半に入っても攻撃の手を緩めず、11分に田中の左からの折り返しを井原が頭で決めて3点目。19分に右サイドを突破した奥から平野につないで追加点を奪った。
 このほか、J3の相模原(神奈川)、岐阜(岐阜)、JFLのソニー仙台(宮城)などが勝ち上がった。
 第2日は26日、各地で1回戦残り16試合を実施する。J1、J2勢が登場する2回戦は6月12日に32試合が行われ、三菱重工長崎は静岡市のIAIスタジアム日本平でJ2清水に挑む。V・ファーレン長崎は諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で三菱自動車水島(岡山)-讃岐(香川)の勝者と対戦する。

© 株式会社長崎新聞社