適時打放つなど26戦ぶりマルチHで支配下登録へ前進!近本光司/森下翔太の阪神外野スタメン陣を脅かす存在へと成長期待の俊足好打者とは!?

福島圭音が適時打放つなど26試合ぶりのマルチヒット

5月25日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「1番・中堅」で先発出場した福島圭音は、4打数2安打1打点。タイムリーヒットを放つなど26試合ぶりのマルチヒットを記録し、直近5戦打率.400と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。

4回、先頭打者で打席に立った福島圭音は、オリックスバファローズ2番手・前佑囲斗の4球目113kmカーブをライトへ運び、出塁。

さらに、5回1アウト満塁のチャンスの場面で、福島圭音はオリックスバファローズ3番手・権田琉成の5球目145kmストレートをライトへヒットを放ち、26試合ぶりのマルチヒットを記録した。

近本光司から考えないで動きなさいと金言をもらい、それを胸にウエスタン・リーグで奮闘する福島圭音は、3月29日のソフトバンクホークス戦で初盗塁を記録すると、30日には初ヒットをマーク。4月2日の中日ドラゴンズ戦では初の1試合2盗塁を決めた。打率.231ながら、3月30日のソフトバンクホークス戦から6試合連続安打をマークしていた。

4月27日のソフトバンクホークス戦での守備練習中に、ダイビングキャッチを試みた際に金属製のボールかごに勢いよく顔から突っ込み、鼻骨を骨折し、4月30日のオリックスバファローズ戦ではフェイスガードを着けてプレーした。

適時打放つなど26試合ぶりのマルチヒットで支配下登録へ前進する福島圭音には、近本光司、森下翔太などの阪神外野スタメン陣を脅かす存在へと成長してもらいたい。

© 株式会社日本文芸社