「アジア杯前の爆発は見られず」後半戦はわずか1得点の久保建英。“カタール行き”の悪影響を現地指摘

現地5月25日に開催されたラ・リーガの最終節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがアトレティコ・マドリーとホームで対戦。0-2で敗れている。

前節のベティス戦(2-0)でまさかの出番なしに終わった久保は、2試合ぶりのスタメン入り。4-3-3の右ウイングでフル出場を果たした。

何度かドリブルで仕掛けた日本代表MFは、61分に右サイドから3人を置き去りにした中央へ持ち込み、左足を一閃。鋭いシュートを放つも、名GKヤン・オブラクの好守に阻まれた。

【動画】久保の3人置き去りドリブル→決定的シュートを名手オブラクが好セーブ
スペインメディア『El Desmarque』のギプスコア版は採点記事で、久保に「6点」をつけ、こう評している。

「彼は先発メンバーに戻り、いくつかの危険なチャンスを生み出したが、アジアカップの前のような爆発的な選手は見られなかった。シーズンは長かった」

今シーズンの前半戦は6点を叩き出した14番は、日本代表の一員として参戦したアジアカップ以降の後半戦は1ゴールのみ。同メディアは、カタールで開催された同大会の悪影響を指摘した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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