フルーツコーンの出荷本格化 中国雲南省

フルーツコーンの出荷本格化 中国雲南省

  【新華社昆明5月26日】中国雲南省徳宏ダイ族ジンポー族自治州盈江(えいこう)県で最近、フルーツコーンの収穫と出荷が本格化している。村民は8千ムー(約533ヘクタール)以上のトウモロコシ畑を行き来して収穫と仕分け、袋詰めなどの作業に精を出している。 

 フルーツコーンは、通常のトウモロコシよりも栄養豊富で甘みが強い。シャキシャキとした食感と皮が薄いなどの特徴から、消費者に人気が高い。今年の同県のフルーツコーン収穫量は12万トン、生産額は2億元(1元=約22円)が見込まれている。来年は作付面積を2万ムー(約1333ヘクタール)以上に拡大するという。(記者/孫敏)

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