大谷翔平、“リーグ5冠”で今季3分の1終了 史上6人目の快挙も射程圏「39-39ペース」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

54試合を終えて打率、長打率、OPS、長打、塁打でリーグトップをキープ

■レッズ 3ー1 ドジャース(日本時間26日・シンシナティ)

ドジャースは25日(日本時間26日)、敵地で行われたレッズ戦に1-3で敗れ、シーズンのちょうど3分の1となる54試合目を終えた。大谷翔平投手は、4打数1安打3三振。打率.338で首位打者をキープするなど、リーグ5冠となっている。

レッズの先発は最速166キロの剛腕、ハンター・グリーン投手。初回、先頭のベッツが中前打で出塁し、打率.341まで伸ばした。無死一塁で大谷に回ったが、わずか3球で見逃し三振。一時的に首位が入れ替わったが、6回1死の第3打席で右翼線への三塁打を放ち、トップの座に返り咲いたまま試合終了を迎えた。

54試合を終えて打率(.338)、長打率(.628)、OPS(1.034)、長打(32)、塁打(130)でリーグトップ。13本塁打、13盗塁は162試合に換算すると39本塁打、39盗塁のペースとなっている。史上6人目の「40-40クラブ」も狙えそうだ。

一方、三塁打を放った際のベースランニングで全力疾走せず、最後は際どいタイミングに。試合後にデーブ・ロバーツ監督がハムストリングの打撲のためだと明かした。16日(同17日)のレッズ戦で左太ももの裏に牽制球が直撃して負傷したようで、指揮官は軽傷を強調していたものの状態が心配されている。(Full-Count編集部)

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