エンゼルス・トラウトが左膝の怪我から回復中 具体的な復帰は未定

日本時間5月26日、エンゼルスのマイク・トラウトが試合前にメディアのインタビューに応じ、怪我からの回復具合は順調だと明かした。トラウトは4月30日(日本時間)に左膝を負傷し、5月4日に左膝の半月板断裂を修復する手術を受けていた。復帰の明確なスケジュールは未定だという。

トラウトはエンゼル・スタジアムで1日2回の治療を受け、今はエアロバイクやエリプティカル・マシンを使うことができるようになったという。次のステップはランニングマシンでのウォーキング、さらにはジョギング。それをクリアできれば、本格的に野球を再開できる。トラウトは手術からおよそ3週間が経過したが、術後の回復期間は通常6~8週間と言われている。同じく半月板を損傷したヘラルド・ペルドモ(ダイヤモンドバックス)は4月9日に手術を受け、復帰を間近に控えている。これをトラウトにも当てはめれば、あと約1ヶ月といったところだろうか。

トラウトは「気分は良い。日に日に良くなっている」と怪我からの回復が順調であることを窺わせた。リハビリの次なるステップについては「まだランニングやジョギングはしていないが、かなり近い」と具体的な見通しまでは立っていないものの、実戦に近づいているという。

エンゼルスのロン・ワシントン監督は「マイク・トラウトの復帰を望まないチームはない」と復帰を心待ちにしながらも、「彼に何かを抱えながら戻ってくるのは望ましくない」とトラウトの全快を待って焦らせない方針を示した。トラウトの怪我の原因は依然として分からず、トラウトは故障を抱えたままDHとして出場し続けることも選択肢にあった。しかし、手術を受けた上で全力で復帰することを選んだという。トラウトが離脱している間、エンゼルスは9勝13敗と苦しんでいるが、地区首位までは25日時点で6ゲーム差とまだ望みが潰えたわけではない。ジョー・アデルら成長を遂げている若手選手も多く、トラウトの復帰が一層待ち遠しいところだ。

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