チャールズ国王 ヘンリー王子&メーガン妃の王室称号剥奪を協議も裏目に出ることを恐れる

チャールズ国王(ロイター)

チャールズ国王とウィリアム皇太子は、メーガン妃とヘンリー王子の王室称号剥奪について協議したが、裏目に出ることを恐れているという。英紙ミラーが先日、報じた。

サセックス公爵夫妻は2020年に王室離脱し、米国に移住した。夫妻は現在、アーチー王子とリリベット王女とともにカリフォルニア州モンテシトに住んでいる。

夫妻は王室時代の衝撃的な暴露をたびたび行い、王室との緊張を醸成している。最近のナイジェリア訪問中、「公爵」と「公爵夫人」と書かれたイスに誇らしげに座り、王室の称号が展示されていることを〝喜んで〟いた。

しかし、王室作家のトム・クイン氏はミラー紙に対し「チャールズ国王とウィリアム皇太子は、メーガン妃とヘンリー王子から王室の称号を剥奪することについて長い議論を重ねてきたが、それが裏目に出て状況を悪化させることを恐れている」と語った。

クイン氏はさらに「彼らが最も望んでいないのは、反逆的な王族に不満の種を与えることだ。ウィリアム皇太子と父親は、王族の称号がなくても、メーガン妃とヘンリー王子は王族であるかのように世界中を旅し、世界のほとんどの人々が彼らを歓迎するだろうと知っている」と付け加えた。

夫妻は2020年に上級王室メンバーとしての役割から退いた際、「サセックス公爵・公爵夫人」の称号を保持したが、王室の主要メンバーであることを象徴する「殿下・妃殿下(ロイヤルハイネス)」という称号は返上した。また、夫妻が王室と英国を離れた際、ヘンリー王子は軍の称号も返上した。

今年初め、ヘンリー王子夫妻はウェブサイトをリニューアルし、名称を「サセックス・ドット・コム」とし、サセックス公爵と公爵夫人の王室称号と紋章の画像を使用して、王室とのつながりを一層強化した。

ウェブサイトには、夫妻の写真に「サセックス公爵と公爵夫人、ヘンリー王子とメーガン妃のオフィス」という文字が重ねて掲載されている。

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