斉藤国土交通大臣が「撮り鉄」を歓迎する地域住民の取り組みを視察 岡山

斉藤鉄夫国土交通大臣が岡山県高梁市を訪れ、列車の写真を撮影するファン、いわゆる「撮り鉄」を歓迎する地域住民の取り組みを視察しました。

斉藤大臣は25日、列車の撮影スポットとして「撮り鉄」に人気の高い高梁市川面町を訪れました。

そして、この地区で「撮り鉄」をもてなす活動を行っている団体「TEAMひとよせ」のメンバーから、特急「やくも」の新型車両が見える撮影スポットで活動内容や経緯を聞き取りました。

桜の時期には1日400人もの人が訪れることもあるという川面地区。全国的に「撮り鉄」の迷惑行為が問題となる中、「TEAMひとよせ」は路上駐車対策や簡易トイレの設置、弁当を作るなどして「撮り鉄」をもてなし、トラブルを防ぐことに取り組んでいます。

自身も鉄道ファンだという斉藤大臣は、団体が桜の時期に設置している「おもてなしブース」で活動を聞き取りました。

(斉藤鉄夫 国土交通大臣)
「(町と鉄道ファンが)お互い信頼関係を作ってお互いのため頑張るというのは、本当にこれからの日本のありようにも関わるすばらしい試みだと思う」

(TEAMひとよせ/青野学而さん)
「自分たちの活動を『お前たちを見に来たぞ』っていうことですから、こんな喜びはないと思います」

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