『全日本ジュニアナインボール選手権』天才ビリヤード高校生が宿命のライバルと対決!スゴ技“マスワリ”さく烈か?

5月26日放送の『超無敵クラス』では、放課後に人知れず、大人顔負けのとんでもない活動をしている『放課後は別の顔シリーズ』が放送された。今回はアジア大会優勝の腕前を持つ、プロを目指す天才ビリヤード高校生・織田賢人くんの密着第2弾!全国から猛者が集う『全日本ジュニアナインボール選手権』で日本一を目指す!

“オダケン”こと織田賢人くんは、8歳からビリヤードを始め、今や同世代に敵なしの天才プレイヤーと言われる。そんな彼の将来の夢は「世界一になることです」。夢への第一歩となる大事な試合があるということで、超無敵生徒のさえ(崎本紗衣)がオダケンくんの住む三重県四日市市へとやって来た。その大事な試合とは、5日後に控えた『全日本ジュニアナインボール選手権』。優勝者は世界大会への出場権を獲得できるという。その大会で活躍する選手のほとんどが、その後プロへ転向すると言われており、オダケンくんは2年前に見事優勝したが、昨年は3位。同い年のライバルの金澤蒼生選手(16)が昨年度の優勝者で、オダケンくんが準決勝で負けた相手だ。同じ夢を持つ幼なじみでもある金澤選手に雪辱を誓う。

しかし、最近スランプ気味だというオダケンくん。そこへ特別コーチとして現れたのは、2022年に日本女子プロランキング1位に輝いた平口結貴プロ(26)。オダケンくんが“ゆう姉ちゃん”と呼び、海外遠征を共にするほどの親しい間柄だ。ゆう姉ちゃんの“鬼指導”で、あっという間に苦手を克服し、調子を取り戻すオダケンくん。ライバルの金澤選手にリベンジを果たすことはできるのか?

そして大会当日、会場には日本各地から集結した16名の猛者たちが。その中には金澤選手も姿も。「1球もミスせずに、ライバルの人に勝ちたいなっていう、バチバチですね!」と意気込むオダケンくん。予選は危なげないプレイで3連勝。見事決勝トーナメントへと駒を進める。決勝トーナメントにはオダケンくん、金澤選手を含む8名が進出。準々決勝(決勝トーナメント1戦目)では“マスワリ”という、ブレイクショットからノーミスで9番ボールまで一気に沈めるプレイで勝利、準決勝へと進んだ。

準決勝の相手は、今大会のダークホースと目されている栗林宥(ゆう)選手(11)。まだビリヤードを初めて8か月だが、両親は2人ともプロ選手という最強サラブレット。第1セット目はオダケンくん、第2セット目は栗林選手が勝利。続く第3セット目では、オダケンの手玉がポケットインし大ピンチに!そこへ栗林選手が猛攻をしかけるも、ラスト1球をはずしてしまい、オダケンくんがゆう姉ちゃんとの猛特訓の成果を発揮して勝利。しかし第4セット目は栗林選手が取り2‐2へ。続く第5セット目からオダケンくんが覚醒モードに突入。第8セット目まで連取し、6‐2でオダケンくんが勝利した。ビリヤード歴1年未満ながらも、オダケン選手を苦しめた栗原選手だった。

決勝に進んだオダケンくんの相手は、前回王者であり宿命のライバルでもある金澤選手。決勝に向けて調子を上げてきたオダケンくんは、ライバルにリベンジを果たし、世界の切符を手に入れることができるのか?

決勝戦第1セット目は、両者プレッシャーを感じている様子がありながらもオダケンくんがまずは勝利。第2セット目は金澤選手が勝利した。交互にセットを取り、第4セット終了時点で2‐2と、両者全く譲らない大接戦となった。第5セット目ではオダケンくんが“マスワリ”を決めると、勝負は大きく動き始める。第6、7セット目もオダケンくんが勝利。あと1回勝てば優勝となるが、金澤選手がものすごい追い上げを見せて“マスワリ”を決めると5‐3に。決勝開始から1時間以上が経とうとしている中の第9セット目。的確に1球ずつ決めていくオダケンくん。最終セットも“マスワリ”を決め、見事優勝し王座を奪還することに成功した。

会場で観戦していたさえも「カッコ良すぎる!」と大興奮。「金澤蒼生くんはやっぱり一生のライバルと言っても過言ではないんで。たまたま勝てただけなんで」というオダケンくん。「今一番何したい?」と聞かれると、「ギットギトのラーメン食べたいな」という答えに、さえからは「もうちょっと言い方あるやろ!」とつっこまれていた。

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写真提供:(C)日テレ

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