LAでエレベーターに閉じ込められた男女アーティスト、セキュリティから「気絶」警告 気丈な冗談が裏目

カミラ・カベロとリル・ナズ・Xが、エレベーターに「1時間も」閉じ込められた。

2人はロサンゼルスのゲイナイトクラブ、ハートでコラボ曲『ヒー・ノウズ』のプロモーションに向かう途中、カミラのアパートでトラブルに見舞われたという。

内心怯えながらも、狭い空間に閉じ込められた人々を元気づけるために2人でベストを尽くしたそうで、カミラはローリング・ストーン誌にこう振り返っている。「パニック発作がいたるところで起きていた」「人々は感情的になってハエのように落ち込んでいたけど、私とナズは心では怯えながらも冗談を飛ばしていた」「そこに1時間もいたの。私が住んでいる建物のエレベーターで、私は毎日そのエレベーターに乗っているんだけど、あの晩のような光景を見たことがなかったから、それはクレイジーだった。とても暑くてエアコンもないし、中の鏡はまるでシャワーを浴びているかのように湯気が立っていた」

そしてセキュリティチームから厳しい警告を受けてすぐに冗談を言うのをやめたそうで、「ナズの警備員が、『一酸化炭素を吸収し始めるから、おしゃべりは最小限にして。気絶してしまうよ』って言われてね」「ナズは『前はパニックにならなかったけど、今は本当になってる』と言っていたわ」と続けた。

一方カミラは、その経験がリル・ナズとの距離を縮めたと考えているという。「本当にクレイジーだった。でも、そのおかげで私たちの距離は縮まった。シングルリリース中のトラウマの絆ほど良いものはないわ」

エレベーターからようやく解放された2人はクラブに向かい、素晴らしい夜を過ごそうと決意したそうで、カミラはこう話してもいた。「クラブに1時間遅れて着いたんだけど、『気絶するくらいに酔っぱらうわ。これは私たちの歌だけでなく、今日私たちが一酸化炭素中毒にならなかったという事実を祝うものよ』って感じだった」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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