琉球キングス敗れ1勝1敗に BリーグCS決勝 63-72で広島に競り負け 決着は28日の最終戦へ

 プロバスケットボールBリーグ1部の年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝第2戦は26日、神奈川県の横浜アリーナで行われ、西地区2位の琉球ゴールデンキングスは同地区3位の広島ドラゴンフライズに63-72で敗れ、1勝1敗となった。最終第3戦は28日午後7時5分、同会場で行われる。

 キングスは第1クオーター(Q)、先発メーバーを入れ替えた広島に苦戦。14-21とリードを許した。第2Qは守りのプレッシャーを強め、牧隼利やヴィック・ローの3点シュートなどで34-30と逆転した。

 第3Q、キングスはファウルがかさみ得点を伸ばせず47-48と逆転され、第4Qもリードを広げられた。

 会場の横浜アリーナの他、キングスの本拠地・沖縄市でのパブリック・ビューイングにも多くのブースターが駆けつけ「ゴーゴーキングス」と声援を送った。

 キングスは今季、西地区2位でCSに進出。準々決勝でアルバルク東京、準決勝で千葉ジェッツと歴代優勝チームにそれぞれ2勝1敗で勝利した。

 キングスは28日の決勝最終戦で勝てば2連覇が決まる。2016年に始まったBリーグで2連覇したのは2017~2018シーズンと翌シーズンを制したアルバルク東京のみ。

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